実りの秋に収穫の秋などネタは盛りだくさんと見えて、コーヒー店のフードメニューも一気に様変わりしてきました。
さつま芋からカボチャまで、種類は野菜、根菜から果物まで様々な中で特に目立つのが栗でしょうか。
栗メニューの中からマロンパウンドケーキをチョイス
マロンパウンドケーキの大きな特徴は、真ん中に埋め込まれた大きな栗の甘露煮です。
いかにも栗入りだと一目で分かるケーキに仕上がっています。
ただし、色味に変な鮮やかさを伴っていないところは、春、夏と続いたフルーツ系のスイーツとは対照的で、その辺は落ち着いた秋を演出しているかのようです。
見ているだけで秋の実りと季節感を感じることができればコーヒーのひと時も楽しくなるといったところでしょう。
この大きな栗はスポンジから取り出してみると、なんと皮付きの甘露煮です。
他のケーキにはない、なかなか凝った材料を使っています。
想像以上のしっとり食感な栗のケーキ
画像では、フォークを入れたところがボソボソしているように見えますが、ケーキを口に入れたときの食感は極めてしっとりとした食感です。
まるで練り物のようなケーキでフワフワやモチモチはない生地に水分多めのスイーツ。
トッピングされたクリームに始まり、ケーキの生地もマロンペースト入りでその真ん中に栗の甘露煮がそっくりとは入っていてケーキ全体が栗風味。
しっとり感強めなので飲み物必須ですが、そこはコーヒー屋でのことなので不足はありません。
実は、こんな組合せも織り込み済みでの企画なのかもしれません。
コーヒーのほうもアイスから温かいホットのほうに切り替えどきのようです。
そんなわけで、いつも通りに入ったコーヒー店で秋をぐっと身近に感じたひと時でした。